ここではSibeliusをより使いやすくするためにショートカットのカスタマイズ方法をご紹介します。
手順1.【ファイル】タブの左下に位置する【環境設定】をクリックします。
※Macの場合には画面左上に表示されているSibeliusメニューからも【環境設定】を選択可能です。
〈ショートカットはWindowsの場合Ctrl+,(カンマ)、Macの場合⌘+,(カンマ)〉
手順2.【環境設定】ダイアログが表示されてくるので左側の項目リストから【キーボードショートカット】を選択します。
手順3.すると右側領域の表示がキーボードショートカットに関する内容に変わるのでショートカットをカスタマイズしたい項目を選択し、最後に【追加】ボタンを押します。
※今回は例として【ホーム】タブ内にある【小節に移動】ボタンに対してショートカットを追加してみたいと思います。
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ポイント!!
初めてショートカットをカスタマズする場合は下記ダイアログが表示されると思います。
これはデフォルトで割り当てられている「標準メニューやショットカット」に対して制限がかかっているためです。
ショートカットのカスタマズ操作を続けるにはそのまま【はい】を押してください。
次にカスタマイズしたショートカットなどの内容を保存するため機能セット名を入力します。
(ここでは例として「自分のオリジナルショートカット」と名称を付けてみます。)
機能セット名を入力したら続けて【OK】ボタンを押します。
すると「現在の機能セット」のプルダウンメニューに新しく作成した機能セット名が選択された状態となります。
この状態になれば手順3の操作を行った後、手順4の操作に進めますので再度、手順3の操作を実行してみてください。
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手順4. 【キーボードショートカット追加】ダイアログが表示されてくるので追加したいショートカットの内容を入力します。
※今回、例としている【小節に移動】ボタンにはあらかじめ「Ctrl+Alt+G」(Windowsの場合)というショートカットが割り当たっていますが特に気にせず、下記のように新しい情報を入力し、【OK】ボタンを押します。
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ポイント!!
手順4で入力した新しいショートカット情報が既に何かしらの機能に割り当たっているような場合には下記確認ダイアログが表示されてきます。
こうした場合、他の機能で使用されていてもその設定は解除し、新しく割り当て直すのでかまわないのであれば、そのまま【はい】を押します。
もし既存の設定を解除すると不都合が生じるような場合は【いいえ】ボタンを押し、不都合が生じない新しいショートカット情報を再度入力し直します。
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手順5.新しいショートカット情報が追加された事が確認できたら【環境設定】ダイアログの【OK】ボタンを押してダイアログを閉じます。
※今回の例で取り上げた【小節に移動】ボタンにはあらかじめショートカットが割り当たっていましたが、新しいショートカット情報を追加しても既存の情報は残った状態となります。
以上でショートカットのカスタマイズに関する操作は完了となります。
※この記事を書くにあたって動作確認をおこなったSibelius(シベリウス)のバージョンはMac版、Windows版Sibelius8.4.1になります。
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